こんにちは、Tobikoです。
メスティン(飯盒)でご飯を自動で炊くことができるの、皆さんご存じですか?
メスティンに入れたお米に水を浸し、固形燃料に火をつけ、消えたら蒸して美味しく炊ける・・・というやつです。
メスティンを購入した人なら誰でも一度は試していることでしょう。
でも、私、よく失敗するんですよ。お米に芯が残っていたり、思っていたより硬いってことが多いんです。
この記事では、
- 水の量を正しく軽量している
- お米を事前に水につけ浸水させる
- 固形燃料が燃え尽きたあと数分蒸らす
などを行っているにも関わらず、お米に芯が残っていたり、いまいち硬くて美味しく食べられない時がある、という方に読んでもらいたいです。
数々の微妙な炊き具合のお米たちに真っ正面から向き合った結果、一つの結論にたどり着きました。結論からいうと、コレ、風防(ウィンドスクリーン)があるかないかが成功の確率を左右します。
この記事では、私のメスティン自動炊飯の歴史から、失敗例を紹介し、次回のキャンプからバッチリ美味しいお米を炊き上げて友人や家族から羨望の眼差しが向けられるよう、まとめていきたいと思います。
また、私が使用している風防と、風防の選び方もまとめますので、購入いただく際の判断材料なれば幸いです。
メスティンの自動炊飯とは
メスティンの自動炊飯とは、バーナーなどを使用せず、ダイソーなどの固形燃料を使用する炊き上げ方法です。
固形燃料が燃え尽きる速度が、ちょうど加熱する時間と同じくらいである(一合分であれば)ことを利用し、時間を図るという手間を省いた方法です。
必要なものは
- メスティン
- エスビット ポケットストーブ
- 固形燃料
の3点のみです。ちなみに写真のとおり、私はエスビットの存在を把握していなかったので、自動炊飯には
ソト(SOTO) ミニ焚き火台 テトラ ST-941を使用しています。
収納サイズが5mmくらいの薄さなのに焼き鳥も焼ける焚き火台としても使用できるので汎用性があって私はこれで良かったと思っています。
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このように、手頃な焚き火台と固形燃料さえあれば、自動的にご飯が炊ける優れものなのです。
自動炊飯の手順
手順はいたって簡単で、まずはお米一合(180cc)に水を吸わせます。
水の量は図った方がいいです。時間はだいたい30分くらい。水の量は200cc~220ccくらい。
そうしたら焚き火台を取り出し固形燃料に火をつけ、焚き火台の上にそっと乗せて、あとは固形燃料が燃え尽きるまで放置あるのみ。
固形燃料が燃え尽きたあとはタオルなどに包んで15分程度蒸らすと良いのですが、私は待ちきれず開けて食べてしまいます笑
メスティン自動炊飯の失敗例とその理由
①お米がべちゃべちゃになってしまった場合
色々なサイトにかいてあるやり方は、平地(標高があまり高くない場所)であることが前提です。なぜなら、標高が高い場所では気圧が低くなる=沸点が低くなるため、火力が足りなくなるからです。
お米がべちゃべちゃになるという失敗があったキャンプ場は、山あいのキャンプ場や、登山のときではなかったですか?
そのようなときの解決策は、朝荷物を搬入しているタイミングで、お米を入れている容器(私はジップロック)に水を入れた状態にしてそのまま持参することです。
つまり、吸水時間を多めにします。
そして、沸点が低くなる分、加熱時間を長くする必要があります。
※すいません、こちらは未検証のため、検証次第再更新致します。
②お米に芯が残った、お米が硬かった場合
私に多い失敗例です。
同じお米の量(1合)、同じ水の量(200CC)、ほとんど同じくらいの吸水時間(30分程度)だったにもかかわらず、すごく美味しく食べられる時と、芯が残っていて美味しくない時と分かれたのです。
他に何か違いはないかと考えた結果、導かれたのが「風防を設置していたか、いなかったか」です。
吹きこぼれや下からの風も防ぐためにトレイを置いています
面倒くさいし風もちょっとしか吹いていなかったので、風防やトレイを置かないときがたまにあるのですが、そういう時に限って失敗します。
ですが、たとえ微風でも固形燃料の火力には非常に影響します。出来上がりにムラができるのはこのような理由です。
ちなみに、固形燃料のみならず、バーナーやカセットコンロを使用する際も風防が必要です。
カセットコンロやバーナーで炒め物をする際は、風防がないと火が風にあおられてしまい、結果、焼きムラができたり、火力不足になったりします。
極力全方向から風を防ぐ手段を確立しておく必要があるのです。
風防(ウィンドスクリーン)の選び方
ここまでで、メスティンでの調理は風防が必要だという点はご理解いただけたと思いますが、どんな風防を選ぶかがポイントです。
私が購入し使用している風防のレビューと風防を選ぶうえでのポイントをあわせてまとめますので、参考になれば幸いです。
私が使用しているのはこちらです。ノーブランドです。
結論からいうと、「もっと高いものはもっといいんだろうけど、今のところこれで満足している」と思っています。
私が風防を購入する上で重視したポイントは3点あります。
風防を選んだポイント① 価格が安い
私が購入した時は800円くらい(送料込み)でした。失敗しても良いと思える金額だったのでまずは買ってみよう!と思ったのが理由です。
風防を選んだポイント② プレートの枚数がちょうど良い
私はメスティンをぐるっと一周できるくらいのプレート数でいいかなと思っていました。8枚プレートのものを購入しましたが、枚数が少ない分収納する際の厚みもないので、手軽に持ち歩けるのは良い点だと思います。
収納サイズは厚み1cm程度です。
風防を選んだポイント③ 軽い
この風防、なんと200gくらいしかありません。登山で持参するのにも使い勝手が良く、便利だと思いました。
20回以上使用してみての使用感
メスティンの自動炊飯用であれば完璧です。
8枚スクリーンでちょうどぐるっと一周させられます。あと、地味に役に立ってるのが、左右のでっぱりを利用して倒れにくくできる点です。
その目的でそのような構造になっているわけではないと思いますが、左右のピンが下ににょきっと出てきます。(上に抜くと全部抜けるので注意!)
このにょきっと出た部分を、穴や地面に刺すことで、風防が倒れることを防ぎます。
風防のくせに風でよく倒れるので、この仕様(?)には助かっています。
ただ、カセットコンロを使用する人や、やかんや鍋など少し大きめのものを加熱することがある方は、もう少し長さがあり、かつ10枚パネルのものを選ぶと良いと思います。
メスティンの自動炊飯 失敗例とその理由について まとめ
この記事ではメスティンの自動炊飯で、私がしょっちゅう失敗する事例をもとにまとめました。
メスティンに限らず火を使用する際のストレスが、この風防によって軽減されたのは、言うまでもありません。
「えっ、風防ってそんなに必要なものだったのか!」と思っていただけますと幸いです。高価なものではないので、1人1つ、メスティンをお持ちの方は購入をおすすめします!
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