こんにちは、Tobikoです。
キャンプ場には自宅のように「電気」が使用できるサイトがあるのをご存知でしょうか?
電気を使用することで、暑さや寒さを緩和できたり、より便利かつ快適にキャンプを行うことができます。
この記事は初めて電源付きのサイトを利用する方、もしくは電源付きサイトをより快適に利用する方法を探している方向けに
- 電源サイトを使用する方法
- 最適な電源ケーブルの選び方
- 電源があることでどんなことができるようになるか
- 電源サイトで使用が推奨されないもの
についてまとめました。
かくいう私Tobikoは電源サイトを夏冬問わず毎年使用しておりますし、累計宿泊数は30泊を超えておりますので、初心者のキャンパーさんにはお役立ていただけると思います。ぜひ最後までご一読ください。
電源付きサイトの使用方法
まず、電源がついているサイトは、通常のサイトとどのように異なるのでしょうか。


サイトの横に上記のような突起?が必ずあります。
これが「電源」です。
ここから「延長コード」を使用してサイトで電気を利用します。※延長コードについては後述します。


電源サイトには、「宿泊料金に電源使用料が含まれている」パターンと、「電源使用料は別途お支払い」パターンの2種類あります。
「宿泊料金に電源使用料が含まれている」パターンの場合は左の写真のように、電源がむきだしになっていますが、「電源使用料は別途お支払い」パターンの場合は、追加料金を支払って、カギをあけて電源を使用します。
※カギをなくさないように注意!
前述しましたが、電源使用料を払っても、「延長コード・電源ケーブル」がないと、サイトまで電気を引っ張ってくることができません。
なので、「キャンプ用に延長コードを購入する」必要があります。
次項では「キャンプ用の延長コードを購入するうえでのポイント」を解説します。
キャンプ用の延長コードの選び方
キャンプ用の延長コードを購入する際に確認するべき項目は下記の通りです。
- 防雨型かどうか
- ソフトケーブルかどうか
- 長さは10m程度がおすすめ
- 色はイエロー・レッドなどビビッドな色がおすすめ
- できるだけ高アンペアなもの
ちなみに、私が使用しているものはこちらです。
上記の全てを満たしているわけではないのですが、冬・夏あわせて6泊程度行っていますが問題なく使用できていますよ!
防雨型かどうか
防雨型とは名前の通り「雨を防ぐことができるかどうか」です。
キャンプで使用する際は電源の差込口がカバーされていますし、テント内だけで使用するのであれば、防雨性が必須とは言えませんが、防雨性のない延長ケーブルは、ショートするリスクをはらみます。
安全性を重視する場合や、荒天が想定される場合(そんな時にキャンプをしちゃダメだという冷静な判断は置いておいて)は防雨型のコードを購入しましょう。
※私が使用しているケーブルは防雨型ではないですが、テント内だけで使用するようにしているので、現時点では問題なく使用できています。
ですが、実は私は買ってから気づいたので(笑)今となっては防雨型ケーブルの購入をお勧めします。
ソフトケーブルかどうか
屋内用のケーブルと屋外用のケーブルとの大きな違いは、ケーブルの柔らかさにあります。
例えば寒冷地で使用する場合、銅線の種類によってはガチガチに固まってしまってケーブルを丸く巻き取ることができなくなることもあるようです。
素材そのものが異なるようですので、ケーブル銅線の素材にも目を通しておきましょう。
長さは10m
オートサイト自体がだいたい8m×8m~10m×10mくらいあるわけです。電源をとる場所がサイトのどの位置にくるか分からないので、10mがベストな長さです。
ケチケチして5mを購入してしまうと、電源をとる場所を起点としてテントを張らないといけなくなってしまいます。
したがって、10mがストレスのない長さとなります。
色はイエロー・レッドなどビビッドな色がおすすめ
想定される危険な事故として「子供がつまずいて転んでしまう」「夜中トイレに立った時につまずいてしまう」ということが考えられます。
なので、視認しやすい色であることが最優先です。
黄色・赤・水色などちょっと派手かな?くらいがちょうどいいです。
できるだけ高アンペアなもの
ケーブルごとに使用できるワット(W:電力)数が異なります。
電力は電圧(V)×電流(A)で求められます。(中二の理科思いだしたな)
したがって、高出力なのは必然的に電力(A)の高いものがおすすめです。
・・・といっても後述しますが、キャンプ場で使用できるW数は限られているので、1000W以上使用できるスペックであれば、問題なしと考えます。
おすすめキャンプ用延長コード
kowa ソフトタイプ 延長コード 15A・10m 3ツ口 キイロ KM02-10 日本製
私が使用しているものです。 3口あり防塵用キャップついていますので晴天時であれば屋外使用問題ないと思います。※防雨型ではありません。
ハタヤ 延長コード(防雨型) FX-103Y
ソケット部分にふたのようなものがついていて、水滴がコンセントの部分に触れないように密閉されたつくりになっています。
通電しているとランプが光るようになっています。漏電がないかどうか確認できるのも◎ですね!
NICOH(ニコー) 防雨ソフト 延長コード 10m 15A
Amazonで☆4,4の高評価を誇る延長コードです。
こちらは一口なので、口数を増やすには分配コードが必要です。
分配コードも防雨型なので、キャンプ以外にも、お庭に水撒きをする場合や、プールに入ったりなど、キャンプ以外にも様々な用途で使用できるからお得!!
kowa 防雨型 延長コード 15A・10m 3ツ口 KRT615-10 日本製
こちらは分配コードも不要、3口で防雨型、唯一色は黒ですがそれ以外の安全性を全て満たした延長コードとなっています。
電源付きサイトで使用が推奨されないもの
高電流なものを使用すると、ブレーカーが落ちるなど自分のみならず、他のキャンパーの迷惑となる可能性があります。
一般的に、キャンプ場は10A~20Aと言われています。
そうすると、使用できる電力は、せいぜい1000W程度となります。
では、電力をたくさん消費する家電とはどんなものがあるのでしょうか??
製品 | 消費電力 |
---|---|
アイロン | 900~1,400W |
電気ポット | 700~1,300W |
ドライヤー | 1,000~1,400W |
ホットカーペット | 300~1,000W |
こたつ | 300~600W |
ファンヒーター | 200~1,300W |
ノートパソコン | 60~90W |
デスクトップパソコン | 5~70W |
炊飯器 | 700~1,400W |
液晶テレビ | 40~600W |
※参照:https://selectra.jp/energy/guides/consumption/kaden
上記の通り、ドライヤーは一発OUTになる可能性あります!
また、ホットカーペットも1つだけなら大丈夫だと思いますが、ホットカーペットを使用しながらポットでお湯を沸かす、などしてしまうと、OUTの可能性あります。
女性ならではですが、ヘアーアイロンは~250Wくらいとのことで、こちらも使用できるでしょう。
また、夏にほしいサーキュレーターは20~30W程度のようなので、ガンガン使用しましょう!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?電源付きサイトも事前準備が必要です!
持っていくものをしっかり吟味して、快適なキャンプライフを送りましょう!!