やっぱり焚火でも失敗してます。
突っ込みどころ満載の、Tobikoです。こんにちは。
今日の記事は、キャンプの醍醐味の一つ「焚き火」について、まず基本的に順守すべき暗黙のルールと、Tobikoが起こしたミスについて、お伝えしてまいります。
焚き火について前置き
まず、そもそも焚き火ってなんでするの?
バーベキューするためだったり、暖をとるためだったり、色々な目的があると思いますが、私が焚き火をする最大の理由は、癒されるからです。キャンプに最大の癒しやリフレッシュを追求している私にとって、焚き火は必要不可欠ではないか?と思っています。
そもそも、ある論文によりますと、「炎のような再現性のない化学的な現象」には、「1/fゆらぎ」という固有の周波数特性を持っておるとのこと。
歴史的には、古典的で最も原始的なロウソクや暖
炉などの燃焼炎が与える照明は人間に安らぎを与え、燃
焼炎は古くから家庭や仲間の潤いや団欒の象徴として取
り入れられてきた。また、近年では、燃焼炎や燃焼炎の
与える照明効果は人間の心理的・精神的ストレスを低減
させるといった癒し効果もあると報告されている。
つまり、引用した論文によると、炎には「癒し」効果がある。炎以外にも、風景(波や雲)にも含まれているのです。
緑の揺れる音や川のせせらぎなど、自然界にあふれる様々な1/fゆらぎによる癒し効果を同時に享受できる場所がキャンプ場なのです。焚き火はどこでやってもいいわけではありませんから、その環境の中でプラスで焚き火による癒し効果が得られる場所は、キャンプ場しかないわけです!!
・・・前置き長くなりスギィ!!!
大原則ルール 直火NGのキャンプ場がほとんど
直火とは、地面に直接焚き火を作ることです。キャンプをこれから始める人は、おそらく焚き火といったらこのイメージではないですか?私もそうでしたから。
でも、今、直火NGのキャンプ場が非常に多いです。キャンプ場で焚き火をするとき、直火NGのキャンプ場で焚き火をするには、焚き火台が必要です。
理由としては、周りの芝が燃えてしまってしまったり、焚き火の後始末が悪いキャンパーが、炭や薪の処理をしっかりせず、後から宿泊するキャンパーに迷惑がかかったりすることが多かったからでしょう。いずれにしても、最後の後始末くらいできないで、キャンパー名乗れません!!
Tobiko失敗談 焚き火編
焚き火ミス① 風向きを無視しテントが燻される
風が吹いている際は、その風上にテントがある位置で焚き火を行わないといけません。テントに煙が入らない位置に焚き火台を置きましょう!!最初、何も考えないで焚き火したら、テントの入り口全開にしていたせいで、内部に煙がもくもくと流れ込んでしまっていた・・・!結果、「燻製器の中で寝るってこんな感じだろうな」ってくらい、テントから匂いがなかなかとれない。ってか自分も燻製臭い。
よく考えると、テントに火の粉がとんだら穴が開く可能性だってあります。また言うまでもないですが、強風のときは焚き火NG!火の粉超飛びます。近くの芝や枯れ木に燃え移るんじゃないかってひやひやしました。ホント、風はめんどくさいですね・・
焚き火ミスその② 薪に火がつかない
夫がガスバーナーで薪に火をつけているのですが、「うーん、なかなか燃えない・・・」とのこと。そりゃそうだ。焚き火はまず小さい火種から大きい火種に火を移して、結果的に大きな薪に火をつけるわけです。着火剤数個無駄にしました。
対処法としては、薪以外に、小枝や松ぼっくりやスギのはっぱなど、キャンプ場に落ちている自然のものにまずは火をつけます。松ぼっくりとかスギのはっぱは、すごくよく燃えます。スギのはっぱは白くなって煙がモクモクたち、煙いわ涙は出るわ最初びっくりしましたが、使いやすいと思います。
焚き火ミスその③ 炭の火がなかなか消えない
焚き火台に網を置いて焼き鳥をやったときに、「焼き鳥はやっぱ炭火っしょ」ってことで炭をゴロゴロ大量に使用しました。
その時はいいのですが、炭はなかなか消えません。
しかも、静か~に赤~く燃えているのですが、超高温。このまま放置して寝ることは絶対できません。万が一テントが触れたら?炭が焚き火台から落下するようなことが起きたら?小さな子供ばりに、この状態の炭を放置しておくことは、さまざまな危険を伴います。
このときに失敗だったのは、炭をたくさん使用しすぎたこと。
早く消すには、炭を細かく砕いて砕いた破片どうしが密着しないよう離して放置しておくこと。ここもたもたすると、寝られないです。炭番することになります。
私たちはこのミスを犯さないようにするために、火消し壺を購入しました。これに炭をいれると炭を鎮火してくれます。しかも、炭はそのままの形で鎮火するので、次回使いまわし可能!砕く必要がなく、リサイクルにもなります。余裕がある方はいかがでしょう。
焚き火ミスその④ 割ってある薪が少なく、中断を余儀なくされる
薪はお店で買ったものをそのままくべてしまうと、薪一つ一つが大きく、火をつけるのは難しいうえ、無事ついてもすぐなくなってしまいます。
なので、手斧やモーラナイフ、鉈などで薪割りを行います。これ、カン、カン、カンと
結構音がするので、消灯時間である21時~22時以降はできません。それ以降、焚き火をしたいのに薪を割るのを忘れてしまっていました。薪はあるのに焚き火台にはくべられないので、焚き火ができませんでした。
薪は日中、手が空いた時間に割っておきましょう。
まとめ
焚き火はキャンプのメインイベントの1つですよね。(私の最も求めている)癒し効果も得られるし。ミスの項目が増えないように、そしてマナーを守れる、ベテランキャンパーに近づくために、頑張ります。