こんにちは、Tobikoです。
今回は、私が悩みに悩みぬいて購入したテント第一号である、
スノーピークの「アメニティドーム」についてと、
使ってみて感じたこと、オススメポイント、事前にチェックしておくべきポイントをお伝えします。
私Tobikoはキャンプ歴2年目になりました。
アメニティドームMを20回以上使用していますので、良いところ、事前に知っておくべきところを余すところなくお伝えします。
本記事は、
- 「キャンプを始めたいけどテントって何買えばいいの?」
- 「アメニティドームの購入を検討しているけどサイズってどれがベスト?」
- 「初心者に向いているテントは?」
- 「実際に使用している人のナマの声を知りたい!」
と悩んでいるかたに向けて発信しております。
結論から言うと、最初のテントとして
アメニティドームを購入しておけば後悔することはないです。
理由は以下の通りです。
- キャンプ素人でも1回立てればあとは簡単に立て方を覚えられるほど簡単
- 強風、大雨からも守ってくれるので安心
- 20回以上使用しても破れ、ポールの折れなどなく、使用感が変わらない
初心者にアメニティドームをおすすめする理由や経験談を細かくお伝えいたします。
テント選びのお役に立てれば幸いです。
アメニティドームについて
アメニティドームのスペック
まず、アメニティドームとは、新潟県三条市に本社を構える「株式会社スノーピーク」が製造している商品です。
アメニティドームのサイズ展開と選び方
アメニティドームにはSサイズ、Mサイズ、Lサイズの3種類があります。まずはそれぞれの簡単な比較です。
重量 | テント全長 | 室内のサイズ | メーカー販売価格(税別) | |
---|---|---|---|---|
S |
5Kg
|
355cm×230cm
|
150cm×220cm
|
29,800円
|
M |
8kg
|
505cm×280cm
|
265cm×265cm
|
36,800円
|
L |
9.8kg
|
540cm×310cm
|
295cm×295cm
|
49,800円
|
※2020年6月時点で、在庫が無い、もしくは少なくなっているものがあるようです。
重要なのは「室内のサイズ」です。
テントの室内は家に置き換えると「寝室」。
ベッド以外にも、荷物を置くスペースもありますので、
テントの選び方として最も大切なのは、何人で使用する場面かを想定して購入することです。
たとえばSサイズだと、おおむねダブルベッドくらいのサイズとなるわけですが、
2人で使用してさらに荷物やあれやこれを置いてとなると、窮屈に感じるでしょう。
Sサイズはソロキャンプ
Mサイズは夫婦や友達2人
Lサイズは親2人プラス子供2人の4人
が最適化と思います。
私が使用しているのはMサイズで、夫と使用しています。
十分な広さで、快適に過ごせます。
Mサイズは、大人3人は正直快適さという意味では難しいと思います。
すこし余裕があるくらいのサイズのテントを購入することが、ストレスなくキャンプをするうえで重要です。
テントを選ぶ際は、実際の使用人数+2名くらいの推奨人数のテントを選ぶのが良いでしょう。
アメニティドームの性能・特徴
風に強い構造
スノーピーク社の公式HPから引用しておりますが、
構造の特徴として、全体的に丸みを多くもたせることで、
風が直接テントにあたりにくく、テント上部を抜けていきやすいように工夫されているそうです。
暴風警報が出ているにも関わらずキャンプを決行した際のことです
(ほんとはキャンパーとしてあるまじきとは承知ですが・・)が、
バタバタと風を受けて音をたてるものの、飛んでいきそうな感覚は一切なく、
風に対して高い耐久性があるという点は身をもって体感しました。
雨にも強い
雨が降りしきる中キャンプをしたこともありました。
晴れているのは設営時のみで、あとはずぅーっと雨。
アメニティドームはどうだったかというと・・


このようにしっかりはじきます。
大雨注意報が出ていた時も、(なんて悪天候ばかりなんだ)
しっかりグランドシートを引いているので、
テント内の浸水は一切ありませんでした。
※インナーテントは表面がフライシートのように撥水加工はされていません。
フライシートからインナーテントへの浸水もありませんでした。
ですが撤収の際などは、なるべくインナーテントが濡れないようにするのがベター。
ちなみにフライシートを乾かす際はものの数分で乾きます。
アメニティドームのオススメポイント
設営がしやすい
どこにどのポールを使用するのかが、色分けされており非常にわかりやすいです。
設営までの過程も少なく、慣れれば20分程度で設営できるようになります。
女1人でも30分もあれば立てられます。
私はこのアメニティドームMで、冬ソロキャンプに行ってきましたが、設営は問題なくできました。
出入口が3か所
正面の入り口以外にも2か所、出入りが可能な箇所があります。サイドドアとバックドアです。


これにより、フロント部分を閉じたまま出入りが可能です。
例えば、前室部分で何か作業をしているからバックドアから出たり、
前室に大きなテーブルとイスを置いてもサイドドアからそのまま出られたり、
風向きが変わったら風上の出入り口をしようしたりできるので、非常に便利です。
前室を跳ね上げることが可能
別売りの「アメニティドームアップライトポールセット」
を購入することで、フロントカバーを跳ね上げて前室を広く使用することができます。
前室は雨除けになるので、雨が降ってきた際はロースタイルでの使用も可能です。
しかし、前室はそこまで広くはないので、こんな使い方がおすすめです。
- ロースタイルで使用
- 小さめのテーブルを使用
- ソロキャンプでタープの代用として使用
辛うじて冬も使用できる
アメニティドームは基本的にはナイロンですので、保温・結露対策という面では冬には向いていませんが、先日冬キャンプに使用しました。
もちろん当然ながら暖房器具を使用していますが、上記のとおりテント自体が非常に乾きやすいので、問題なく使用できましたよ!
※インナーテントは結露で濡れてしまいます。乾かす必要あり!
ただ、冬キャンプに適した素材、作りではないので、積極的にオススメはしません。
冬キャンプについての体験談は【夏より楽しい】冬キャンプをして思ったこと【防寒対策は簡単!】
をご覧ください。
ここは事前にチェック!
天井が低く、大人は立ち上がれない。
アメニティドームの最大の懸念点は、天井が低いという点です。
アメニティドームMサイズは、室内の頂点から地面まで150cm。
私の身長は157cmですので、女性でも何か室内で作業をするときは中腰がマストです。
背の高い男性は室内での作業が多いと腰を痛くするかもするかもしれません。
よくアメニティドームと比較対象される
「コールマン タフドーム」
ですが、
高さが175cmあるので、アメニティドームとの差がかなりあります。
テントの中で作業をすることがが多い人は要検討です。
アメニティドームを使用する場合は、タープや前室でのんびりするように使用したほうが良いです。
あくまで寝るだけにしたほうが良いでしょう。
ペグハンマー別売り
また、ペグはついているもののペグハンマーはついていません。
ペグについては同梱のアルミのペグで数も質も十分だと思います。
しかしペグハンマーがないため、事前購入必須です。
石や普通のハンマーは使用しないほうが無難です。ペグが壊れますし、地面によってはなかなか刺さらず、設営に余計な時間を費やします。
ペグハンマーはそのへんのトンカチではダメです。専用のものを購入しましょう!
撥水機能が段々落ちてくる
20回以上使用していると、撥水機能が段々落ちてきて、フライシートに染み込むようになってきます。
ご説明どおり、購入したてのときは、指ではじくだけ雫が落ちたのですが
今はじわっと湿るようになってきました。
しかし、それでテント内部に浸水したり、インナーテントにしみたりすることはないので、使用感としては問題ないです。
ですが、20回以上使用しても、速乾性があり、乾かす場所や時間があれば余裕で乾きます!
アメニティドームについてまとめ
テントは非常に多くの種類があり、値段もピンキリですので、どれを購入するべきか迷うと思います。
その中で、間違いないものを選ぶのであればアメニティドームをオススメ致します。
また、同じアメニティドームのユーザーさんがいましたら、お仲間どうしよろしくお願いします。